有機性資源循環利用アジアネットワーク
Asia Network of Organics Recycling (ANOR)
設立 2002年6月24日(月)
設立の目的
国際的レベルから市民活動まで、地球環境の保全に向けた様々な形の取り組みが推進されています。大量生産・大量消費・大量廃棄型社会から物質循環型社会へと社会経済システムを変革させ、廃棄物が及ぼす環境への負荷を低減することは、重要な課題の一つであります。中でも生ゴミ、農林・畜産残さ、食品残さ等の生物系廃棄物は、利用可能な成分を豊富に含む有機質資材でもあります。
有機性資源循環利用アジアネットワーク(ANOR)は、これら有機廃棄物の資源化利用について、アジア地域内の各国関係機関団体等が共通の理解と認識をもち、効果的かつ持続的な連帯を形成して活動し、圏内における“廃棄物の減量化”、“資源・エネルギーの保全”を推進し、他の地域の団体と協力して持続的な地球環境の保全と人類の繁栄に寄与することを目的としています。
ANORの主な活動
- 有機性資源循環利用と環境保全活動の推進について、アジア圏内の関係機関団体等の間に、共通の原則を確立し、友好関係を形成し発展させる。
- 有機性資源循環利用製品について、アジア圏内において共通する規格を保持し、圏内相互流通の円滑化を図る。
- 有機性資源循環利用についての普及啓蒙活動及び人材育成について相互に支援協力する。
- 有機性資源循環利用について、行財政、技術、事業経営等各面にわたる広範で綿密な情報交換体制を確立し発展させる。
- 上記の活動を円滑に推進するために、欧米その他地域における同種の活動組織との連携協力を深める。