目的
地域資源の一つである林地残材等が、年間約2,000万m3発生するとともに、森林資源が年々増加する中で、木質バイオマスを活用した産業化の取組により、森林整備や山村地域の活性化等を図ることが重要です。このため、「森林・林業基本計画」に基づいた木質バイオマスの利用拡大に向けて、効率的な加工・利用システムのための新たな技術開発等が必要であることから、木質バイオマス加工・利用システム開発事業を実施する事業者の求めに応じ、技術面、安全面、関係法令の遵守等に係る助言・現地指導を行います。
また、事業の成果を取りまとめ、成果報告会等を通じ、広く普及・PRを行うとともに、事業の実施に係る助言については、学識経験者等からなる検討委員会を設置・開催して行います。
また、事業の成果を取りまとめ、成果報告会等を通じ、広く普及・PRを行うとともに、事業の実施に係る助言については、学識経験者等からなる検討委員会を設置・開催して行います。
平成27年度木質バイオマス加工・利用システム開発事業により採択された全国8つの事業を一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会と共同で実施いたしました。
1. 開発事業者 取組紹介(パンフレット)【PDF 87MB】 | ||
2. 成果報告会 | ||
平成28年3月8日(火)に開催し、多数の方々にご来場いただき、大盛況のうちに終了いたしました。 | ||
〈開催概要〉 | ||
開催日時: | 平成28年3月8日(火)13:30~17:25 | |
開催場所: | 東京国立博物館 平成館 大講堂 | |
主催: | 一般社団法人日本有機資源協会 | |
プログラム: | ||
開会挨拶 | 一般社団法人日本有機資源協会 会長 兒玉 徹 | |
報告 | ||
・木質バイオマスのマテリアル利用に関する技術開発 | ||
1.
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竹資源のグリーンテクノロジーによる高度利用技術の開発 | |
国立研究開発法人森林総合研究所、日本かおり研究所株式会社、大倉工業株式会社 | ||
2.
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木質バイオマス循環利用のための高付加価値燃焼灰分離システムの技術開発・実証 | |
中国木材株式会社、株式会社タクマ、広島大学大学院工学研究院 | ||
3.
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木質バイオマスを利用したバイオリファイナリー技術によるバイオ燃料、アミノ酸の開発 | |
Green Earth Institute株式会社 | ||
・木質バイオマスの燃料利用に関する技術開発 | ||
4.
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林地残材等のトレファクション燃料化による高効率利用技術の確立 | |
国立研究開発法人森林総合研究所、株式会社アクトリー、三洋貿易株式会社 | ||
5.
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国内の竹改質による発電用燃料開発事業 | |
株式会社日立製作所 | ||
・木質バイオマスエネルギー利用システムに関する技術開発 | ||
6.
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低コストでメンテナンスが容易な小型ガス化発電システムの開発 | |
株式会社森のエネルギー研究所 | ||
7.
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高効率・低エミッションFFペレットストーブの開発 | |
有限会社シモタニ | ||
8.
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難利用材を対象とした自立燃焼型炭化炉と微粉炭バーナの開発 | |
日工株式会社 | ||
閉会挨拶 | 木質バイオマス加工・利用システム開発支援事業検討委員会 委員長 一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会 会長 熊崎 実 |
※配布資料はこちら【PDF 20MB】